地デジカ×アナロ熊
コネタマ参加中: 「地デジカ」vs「アナロ熊」、どっちが好き?
ココログ運営が、このネタを出してくるとは思いませんでした(汗)
もちろん筆者はアナロ熊派! 地デジ工事が始まっていない麻生台団地の一室で、画面右上に嫌がらせのように出続ける「アナログ」の文字に耐えながらNHKニュースを視聴していると、地デジに対してウエルカムという気持ちにはなれないものです。
この間、総務省から全戸配布で地デジ化の文書が届きましたが、開封もしていません。12日の自民・民主党首の公開討論も、テレビはごく一部しか紹介せず、インターネットのニコニコ生放送でノーカット版を見ていた私には、どうせこの程度なら報道機関としてもテレビは不要なんじゃないかと思えてなりません。
【アナロ熊って何だ?】
地デジカは草●剛氏(●=弓ヘンに、上から前の旧字、刀)が宣伝していたので知られていると思いますが、アナロ熊は2ちゃんねる、ニコニコ動画(特にVOCALOID)界隈に詳しい人でないと訳がわからないかも。
地上デジタル放送をPRする地デジカは鹿のキャラクター。一方、アナロ熊は頭上に八木・宇田アンテナをかかげ、アナログ放送を象徴するものとして、2ちゃんねるのスレッドで考案されました。在野のクリエーターが地デジカを素材にしたイラストやアニメーションをネットで発表することに、著作権を持つ民放連が厳しく対処する方針と報道されたのに対抗して、アナロ熊は「※著作権はありません」が合い言葉(法律上は著作権が自動的に発生しています)。
アナロ熊のテーマソングが初音ミクの歌唱で制作され、人気を集めています。8月19日には何とCD化されます。
初音ミクも一応説明しておくと、2007年8月から発売されている女声の歌唱データ作成ソフトウエア。これに市販の音楽ソフトで伴奏を付ければ、ボーカルが入った音楽が誰でも作れるという優れものです(筆者も作っています)。静止画やアニメーションと組み合わせた作品が、プロ・アマチュア・老若男女問わずに制作され、YouTubeやニコニコ動画を舞台に数多く発表されています。
そして時事問題で反応が早いのは、この世界の特徴。たまに権利者削除などの問題が起きることもありますが、旬のネタで果敢に挑戦する在野のクリエーターたちの心意気は、商業音楽の世界だけでは発揮できないものでしょう。「アナロ熊のうた」も楽曲発表後、これを題材にしたプロモーションビデオ(PV)、初音ミクではなく人間が歌ったバージョン、編曲し直して雰囲気が変わったリミックス版など、さまざまな派生作品が視聴者の手によって創作されています。ちなみに筆者は、昨年ニコニコ動画でこの文化に触れ、今では毎日新曲をチェックに行くほどハマってしましました…。
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EXIT TUNES PRESENTS STARDOM 2
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