団地のリビングで鉄道模型ざんまい
小学6年、お金持ちの同級生の自宅に招かれて、初めて見た長編成電車のHOゲージ鉄道模型。我が家に在籍していた豆機関車と二軸貨車の世界とは全く異次元でした。それ以来、ずっとやりたかった自宅でのフル編成電車の運転…一生の夢が今日、ついに実現しました。
団地の一室、六畳間とキッチンをぶち抜いた広大な空間に、エンドウ製HOゲージ組み立て式線路を敷き詰める。Nゲージほど手軽ではないけれど、その迫力は段違い。外周線の直線部分と留置線のうち1本は、10両対応が可能になりました。今まで外部運転会の貸し出しだけで使っていた489系9両編成「あさま」と、四畳半で3両がやっとだった信州色115系も2本併結の6両編成で、複線を走らせるこの充実感。
もし、この記事を昔の友達が見たら、まだやっているのかと笑われるでしょう。そう、まだやっている。あの日からずっと目標にしていたことだから。そして昔と違うところは、親に買ってもらったのではなく、全部自分で働いて得たものだということです。
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