癒えない傷跡
実に10カ月もごぶさたしてしまいました。晴れた朝のダルマ市で、いつものように始まった2011年。3月に東日本大震災が起きて完膚なきまでに痛めつけられた日本は、9月の台風12号でさらに傷口に塩を塗られました。これほど激動の年になるとは…。
写真は今日、麻生台団地の駐車場で行われていた伐採作業の様子。年2回の住民による草刈りと、業者による斜面の草木の手入れは恒例ですが、今年は少し様子が違います。
右側の松の大木を見ると、大きな枝が倒れています。これは台風で折れて、2カ月間そのままになっていたものです。団地内では他にも、各棟で木が折れたり倒れたりする被害が大変多くて、地元の造園業者がフル稼働。やっと駐車場の倒木を処置できるところまでこぎ着けました。
以前から団地では、老木を伐採・せん定すべきとする住民と、自然保護の観点から反対する住民との調整が大きな課題ですが、いざ大災害が起きると健康な木でもこういうことになります。やはり人間の住居と共存する以上、インフラの一つとして植栽状況の全体を把握して、最低限必要な伐採などは明確に基準を示した上で実施せざるを得ないのだろうと思います。
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団地内では、個々の考え方の違いにより、協調性が取れないようですね。私も当団地を所有しており、賃貸をしております。年々経年劣化している事は明らかです。高齢者が多く、年金生活者にとっては個々の金銭的な負担額が無い状態での建て替え等が出来れば良いと思います。バリアフリーのマンションが主流となっておりますがこのままでは資産価値は向上しないと思います。
投稿: aki | 2012年1月 8日 (日) 21時07分