« 江川せせらぎ遊歩道(武蔵新城) | トップページ | 「桜色」は桜の色にあらず? »

2009年4月 8日 (水)

「帯広ぶた丼」の移転に思う

Dsc09976 多摩区登戸の線路沿いにあった、豚肉料理専門店「帯広ぶた丼」。山椒を効かせた豚丼が名物で、都心からの帰り道に途中下車して、よく利用したものでした。
 きのう、登戸駅で乗り換える用事があったので久々に食べたいと思い、現地に行ってみました。すると何と、お店があったはずのビルは跡形もなく解体され、建て替え工事の真っ最中。仮店舗とか移転の案内とかも一切ありません。いつも電車に乗っていて気付かなかった自分もうかつでしたが、駅前交番で尋ねても、「お店は信金の隣ですね。今でも営業しているかどうかは知りません」。ああ、消えてしまったのか、惜しいことをした…。

Dsc09974 ところがどっこい!
 そんなことを思いながら向ヶ丘遊園駅の南口に向かうべく、ブックオフ方面への大通りを歩いていたら、目の前に「帯広ぶた丼」の看板が。店をたたんだわけではなく、ビル改築のため数百メートル移転して営業を続けていたのでした。いつもなら駅への最短ルートで踏切を渡って北口に出るところを、たまたま南口へ回り道していたのもラッキーでした。良かった、また豚丼が食べられる。

 しかし、たまたま発見したから良かったようなものの、線路沿いの店しか知らずに落胆して去っていった人、少なくないんじゃないでしょうか。新店舗は電車の車窓からは見えないし、何といってもお巡りさんが知らなかったぐらいですから…。
 多摩区、麻生区界隈はミニコミ誌が多数発刊されているところで、行列のできる名店とか、新しくできた店の紹介などは比較的情報が入りやすい環境にあります。それも重要とは思いますが、今までそれなりに支持を得ていたお店が「どこそこに移転した」ということこそ、もっと広く知らせるべき大切なニュースなのではないでしょうか。
 帰宅してから「新百合ヶ丘のごちそう大図鑑 おいしかった本」(インクループ刊、新百合ヶ丘だけでなく登戸〜鶴川・はるひ野を広くカバーしているので便利な一冊です)を見ていたら、帯広ぶた丼も掲載されていて、記事末尾の注釈に「2008年11月1日(土)より下記に移転」として新店舗の住所が書いてあったことが分かりました。ただ町名が同じ登戸だし、住居表示が施行されていないので、番地だけ見て店の位置が分かるのは地元の人だけでしょう。これも注釈でなく本文に、向ヶ丘遊園駅寄りに移転してリニューアルオープンした等、しっかり書き込んで欲しかったところです。

 わが街も、代わり映えしないように見えて、実はいろいろな変化が毎日のように起きています。どんなに詳しく取材した案内書籍も、発刊した途端に陳腐化が始まるのは避けられません。麻生台通信では、できるだけ自分の足で歩き回って、市民生活にかかわってくるような街の動きをピックアップするよう努めていきます。

« 江川せせらぎ遊歩道(武蔵新城) | トップページ | 「桜色」は桜の色にあらず? »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/122886/44605019

この記事へのトラックバック一覧です: 「帯広ぶた丼」の移転に思う:

« 江川せせらぎ遊歩道(武蔵新城) | トップページ | 「桜色」は桜の色にあらず? »

無料ブログはココログ
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

ブログパーツ

  • JR東京駅の時計

最近のトラックバック