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2007年11月

2007年11月17日 (土)

管理規約の改ざん発覚

 麻生台団地管理組合が2005年度に全戸に配布した「規約・細則集」で、組合規約の文言をこっそり書き換えて、本来の規定よりも大幅に少ない「全組合員の4分の1の合意」で議案が可決できるようになっていたことが明らかになりました。住民の指摘で現在の組合理事会が調査し、今月配布の「麻生台ニュース」で詳しく報告されています。

 問題になったのは規約第50条第2項で、「総会の議事は、次の各号に掲げる場合は組合員及び議決権の各4分の3以上の多数により、その他の場合は組合員及び議決権の各過半数によりこれを決する。」という部分。これが「総会の議事は、出席組合員の議決権の過半数で決する。」と書き換えられ、次に第3項として「次の各号に掲げる事項に関する総会の議事は、前項にかかわらず、組合員及び議決権の各4分の3以上で決する」と書かれていました。ちなみに「次の各号」とは(1)規約の制定、変更または廃止(2)組合の法人格の取得、解散(3)管理対象物の変更−という重要事項です。
 組合の議決権数(団地の総戸数)は947ですが、同じ組合員が複数の住戸を所有しているケースがあるので、組合員の総数は議決権より少ない数になります。普通決議の場合は947の過半数で474の賛成、特別決議では4分の3で711の賛成が必要になります。一方、改ざんされた条文には「出席組合員の定義」がされていません。このため解釈によっては、総会が成立要件ぎりぎりの人数である474人で開催された場合、その過半数である238人の賛成で普通決議が通ってしまう事態が考えられます。
 また条文には、総会で決議されたことのない「一括建て替え決議についての条文」が第4項として挿入されていました。他にも字句の追加があり、決議時より38%も増えていたということです。
 理事会はこの問題を「印刷ミス」という形式で収束させ、「規約・細則集」の第50条を全文削除し、昨年度総会で可決された条文を正誤表として挿入することで決着を図りました。
 
 犯人がだれなのか、どういう意図でこんなことをしたのか、真相は分かりません。個人的に思うところもないわけではありませんが、今は差し控えておきましょう。
 それよりも反省しないといけないのは、自分自身も問題の年度の総会には出席して、議案書も規約集も受け取っていたのに、改ざんを見落としていたことです。自分の財産に直接かかわる、最重要事項の一つであるにもかかわらず、ですね。自分の身を守るために、管理規約、組合運営についての資料は、今後はもっとしっかり確認しておかなければいけないとの思いを強くしました。

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