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2007年1月19日 (金)

柿生のペコちゃんは泣いている

 不二家のお菓子と言えば、誕生日に買ってもらったショートケーキとか、七五三の年齢をとっくに過ぎても親にねだっていたミルキー千歳飴とか、身近な存在ながらも「何か特別な日」のためのものでした。大人になってからは、熱いコーヒーと「カントリーマァム」が、仕事の疲れを癒してくれることもありました。柿生に引っ越してきたとき、駅の南口に立っているペコちゃんを見つけて、何だかホッとしたものでした。
 
 今、柿生のペコちゃんは泣いています。不二家の製品は単なる菓子ではありません。子供たちの晴れがましいシーンに寄り添って、夢と憧れを与えてくれるスペシャル・コンフェクショナリーだったはずです。期限切れの牛乳が実際にどれだけ危険かなどということよりも、いい加減な仕事でペコちゃん・ポコちゃんの顔に泥を塗った、その心根がやりきれません。誕生日ケーキの注文を、お店の側から断らなければならなかったという話を聞いて、私も何だか泣けてきました。
 
 柿生駅南口の不二家洋菓子店。色とりどりのケーキや菓子が並んでいたウインドウはシャッターで固く閉ざされ、社長の名による「おわび」の文書が張り出されたまま。そのおわびの紙に「お店をやめないで!」といったメッセージが、道行く人々の手で、たくさん寄せ書きされていました。マスコミの論調は相変わらず厳しいものがありますが、やはりペコちゃん・ポコちゃんには、ここにいてほしい。そう願う人は私だけでなかったと確信したのでした。

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» [ニュース]ペコちゃんはどうなるの? [オタクの目]
 洋菓子メーカーの老舗・不二家が、にわかに存亡の危機に立たされている。企業の倫理観とか雪印の教訓云々など、ありきたりの活字が新聞には並んでいるが、世の人々の最大の関心は、「不二家がどうなるかはともかく、ミルキーとペコちゃんは(ポコちゃんも)何とか残して!... [続きを読む]

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